活動記録
2012/8/25 現場見学会(完成)
まだまだ暑い日が続きますが、この日も猛暑の中現場見学会を開きました。
待ち合わせ場所は某有名な商店街のある駅で、現場までの道のりも少し観察しながらのスローペース。
現場では小櫻さん、菅さんが出迎えてのスタートとなりました。
■以下、小櫻設計士より・・・・・・・・・・
今回のアパートは木造耐火建築物。
外観からは想像つかないと思いますが、壁面や床などの仕様は準耐火建築物とは別物です。
本当は壁を剥がして見て頂きたいくらいでした(笑)。
何故木造耐火建築にしたのか?
都内某駅から徒歩1〜2分の最強立地なのですが、実は防火地域なのです。
トドメが、前面道路幅員が超狭小・・・。
軽自動車も入れません・・・。
車両進入不可能のこの場所に果たして耐火建築物を建てられるのか?
「そんな時こそ木造耐火建築の本領発揮です」
当然材料は手運びとなり、コストアップにもなりますが、あくまで木造ですから材料は手運びが可能なのです。
大工さんには相当苦労かけてしまいましたが、何とか無事完成することが出来ました。
苦労した甲斐あって、8月にも関わらず即満室御礼。
やはり満室御礼は嬉しいですね。
この言葉を聞くとようやく完成を実感できます。
幹線道路にも近い立地ですが、部屋の中にいればほとんど騒音など気になりませんし、エアコンもよく効きます。
これらも重装備な耐火仕様の効果かもしれません。
立地条件が悪くても耐火建築を建てることは可能です。
気に入った土地が防火地域でも車両進入不可でも決してあきらめないで下さい。
必ず解決方法は見つかりますから是非ご相談ください!