長期安定経営を目指し(品川、目黒、世田谷など)立地にこだわる「アパート投資の王道」

オンリーワン勉強会

活動記録

2014/11/23 現場見学会(完成)

この日の見学会は、千葉県某市。
都内南よりからは少し距離のある場所になり、逆にそちら方面の会員さんの参加も多く見られました。
今日の担当は石原設計士。

■以下、石原設計士より・・・・・・・・・・

今回は千葉県某市に新築された、8世帯の賃貸物件でした。
1・2階共ロフト付き王道型木造2階建てです。

世田谷.目黒の見学会が多いですが今回はすこし遠方まで、10名の方が参加していただきました。

用途:一種中層住居専用地域、準防火地域、2種高度地域
敷地面積:76坪

2面道路西南の角地、東側は傾斜地でお隣から下がっていきます。
現状は東側草むら空き地でした。
こんなに敷地条件のいい物件はあまりないですね!

世田谷、目黒と比べると少しゆったりとした広さでしたが計画自体は比較的標準の王道プランでした。
女性の施主様の細かな気ずかいと工夫があります。

○キッチンがリビングにある所はお客様が見えたときにさっと隠せる様にカーテンレールをつけました。
○脱衣室内の一角は階段室側に広げ作業台にしました。
(階段上ってくる方が頭がつかえる高さより上だけ)
○1階の腰上窓は床から50CMまで下げ大きく(丁度和室の障子の高さ)部屋が明るくなりました。

そしてプランは8住戸少しずつすべて違う計画になりました。

参加者の皆様にもお話ししましたが、当初は大長さんにいくつも試算していただき、6世帯、6世帯S型、8世帯S型などのプラン検討しました。
郊外の物件は仕様や設備をいくら良い物にしても地域相場が根強く家賃が頭打ちになる傾向があるので事前の調査や検証がとても重要です。

そんな中、施主様が地元出身で相場感があった事が要因だったのでしょうか?
住戸数をへらし面積をおおきくする仕様を落とす----ではなく、最終的に標準の計画に戻ったわけです。
関係者みなさまの産みの苦しみの結晶でしょうか。

同地域を検討していらっしゃる方も参加していただきましたが他の皆様にも郊外でこれだけしっかりした仕様工夫をこらした計画が出来る事。
良い見本にしていただいたのではないでしょうか。
そして,新しい会員さんには王道型の空間を感じ取っていただけたのではないでしょうか。

参加して頂きましたみなさま、本当にありがとうございました。

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