活動記録
2016/2/13 現場見学会(基礎)
2月とは思えない陽気になったこの日は、1棟3戸の賃貸併用住宅の基礎見学会を開きました。
この物件の担当は、小櫻設計士。
■以下、小櫻設計士より・・・・・・・・・・
王道型賃貸併用住宅の見学会を開催させて頂きました。
今回の見学会は何と基礎見学会。
見学会といえば完成見学会か上棟時の構造見学会が多いのですが、今回は王道自慢の基礎配筋状況をご覧頂きました。
接道条件や字型は申し分のない立地条件。
但し道路と敷地に高低差があり、この高低差をどのように生かすか?
そしてその高低差と、自宅と賃貸住宅が絡み合うプランゆえに生じる複雑な基礎形状とを、どのように融合させるか?
が大きなテーマとなりました。
その結果、やたら大きなヴォリュームを有する独特の基礎になりましたが、この堅牢な基礎が、長年にわたり大きな王道型建物をしっかりと支えてくれます。
鉄筋がもっと細くても、もっと少なくても構造計算上は成立するのですが、そこは王道のこだわり。
当然ベタ基礎です。
ところどころ掘り下げているのは地中梁。
今や一般的な木造住宅でもベタ基礎は珍しくありませんが王道ではさらに地中梁により強度を高めています。
見学会開催時は汗ばむくらいの陽気となり、じっくりと細部までご覧頂くことが出来ました。
参加者の皆様に、我々の基礎に対するこだわりが伝わってくれれば嬉しい限りです。
工程の兼ね合いもあり、基礎見学会はなかなかタイミングが難しいのですが、機会があればまた行わせて頂ければと思います。
配筋検査が完了すればコンクリート打設。
感動の上棟が今から楽しみです。