長期安定経営を目指し(品川、目黒、世田谷など)立地にこだわる「アパート投資の王道」

王道アパート設計士の切磋琢磨な日々

勉強会の会員さんのために日々努力を重ねている王道設計士のブログです。
オーナーだけでなく、住む人が幸せを感じるアパートを目指しています。

小櫻 友康

近隣商業地域

投稿日:

先日、三軒茶屋に王道アパートを建てられる会員さんの設計契約に立ち合わせて頂きました。
私は設計担当ではないのですが、たまたまラフプランの段階から関わっていた案件で、設計契約もお付き合いさせて頂きました。
今回の特徴は敷地の用途地域が「近隣商業地域」であること。
王道型アパートは住居系の用途地域に計画するケースが多いのですが、今回は商業系の用途地域で、珍しいケースといえます。
では商業系の用途地域は王道型アパート向きでないのか?
いえいえ、そんなことはありません。
商業系の用途地域は建ぺい率、容積率、高度地区(北側斜線制限)、日影規制、採光計算・・・等々、住居系に比べて非常に条件が有利で、特に高さがウリの王道型アパートはむしろ商業系にうってつけと言えます。
あと、工業系の用途地域(準工業地域)も同様の理由で計画しやすいですね。
ただし、これらの用途地域で注意したいのは、計画地が果たして居住向けの環境であるかどうか?女性でも抵抗なく居住できる環境かどうか?
商業系の場合は周囲に店舗や飲食店などが多かったり、工業系の場合は町工場などが隣接しているケースが結構多いです。
入念な現地調査が欠かせませんね。
もちろん今回の案件は駅近で、かつ周辺環境もバッチリで、各階に開放的な吹抜け+ロフトのある理想的な王道型アパートが計画できそうです。
商業系や工業系を敬遠されていた方は是非再考を。
思わぬ好立地の土地が見つかるかもしれません。

-小櫻 友康

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