ずっとブログにてご紹介してきましたこだわり住宅がついに完成しました。
ご覧のとおり、切妻屋根の「フツーのかたち」です。
雨の多い日本では、やはりこのかたちに落ち着きます。法的制限によりそうはいかない場合もありますが。。。。
この屋根に先日紹介したセラミック瓦が乗っかっています。
登山愛好家のお施主様らしい、やさしい色使いですね。
外壁はガルバサイディングで、外断熱です。
バルコニーは既製品ですが色使いは相当吟味しました。
写真では写っていませんが、床材は再生木材で素足で歩いても快適です。
玄関前の大屋根。
外構はこれからですが、この大屋根は車寄せとして大活躍するでしょう。
玄関前に大きな屋根があると便利ですよね。
内部です。
2階は屋根形状を利用してロフトをつくりました。
屋根材はシナベニヤです。
壁は石灰岩を主成分とした塗り壁です。
高い調湿効果、補修が可能(←これ重要)・・・など数多くのメリットがあります。
漆喰と珪藻土のいいところ取りみたいな材料です。スタジオジブリでも使われているらしい・・・。
今回はクロスを一切使いませんでした。
これまで色々ご紹介してきました、外断熱工法、断熱材、免震パネル、ガラス等に加え、この他にも壁内換気(内壁の中に通気層を設け、天井裏と床下に仕組んだ換気扇によって空気を循環させる方法)、傷のつきにくいフローリングなどなど、ブログに書き切れなかったこだわりも満載です。
おかげさまで、一年で最も暑い時期の竣工にも関わらず、内部空間は快適です。
デザインは普通で良い、質を重視したい、というお施主様のご要望にお答えすべく、検討に検討を重ねた結果、満足のいく住宅となりました。
1回限りの実験住宅のつもりでしたが、あまりに上手くいったのでまた建てたくなってきました(笑)。
実はこの住宅の隣にアパート計画がありまして、まだまだこの現場には通うことになります。
住み心地レポートなど含め、アパートの建築報告も行う予定です。
お楽しみに。
こだわり住宅完成
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