皆さんはどんなGWでしたか?
関東地方は前半はまずまずの天気でしたが、後半は今一つでしたね。
私はGWどころではなく、相変わらずバタバタと宿題を片付けていましたが、少しは息抜きも…ということで,
またまた展覧会へ行ってきました。
今回は「ジャクソンポロック展」です。
どうしても行きたい展覧会でした。
開催終了が5月6日ですから、危うく見逃すところでした(汗)。
ジャクソンポロックと言えばアクションペインティング。
しかし、今回の展覧会は回顧展(ポロックの回顧展は日本初だそうです)ですから、有名な一連のアクションペインティング以前や晩年の作品も展示されており、これらも見ごたえがありました。
これほどの作家ですから、若い頃の作品もただならぬ雰囲気を醸し出していました。
抽象表現主義の画家はたくさんいますが、やはり彼は超越していますね…。
かなり以前(確か10年ほど前?)にポロックの作品を見たときもそうでしたが、「芸術とは何か?」を改めて考えさせられました。
自由奔放。
適当に見えるけど決して偶然ではない。
周到にコントロールされている。
ポロックの作品は建築デザインにも大きなヒントを与えてくれているような気がします。
英才教育?になるかどうか分かりませんが、どっか連れてけ!とうるさいので、子供も連れて行きました。
肝心の作品はひたすらぼーっと眺めているだけでしたが、今回の展覧会の目玉でもあるポロックのアトリエ再現コーナーが気に入ったようでした。
ある日家に帰って床一面が絵具だらけ…という事のないことを祈っています(笑)。
ポロックのような作品を見て感じるのは「既成概念」に囚われることの愚かさ。
恥ずかしながら日々繰り返し設計の仕事を続けていると、ついついその「既製概念」にとらわれてしまいがちです。
常に柔軟な発想で仕事に取り組むためにも、定期的に芸術作品に触れることは大切だと改めて感じました。
ジャクソンポロック展
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