構造見学会

本日は王道アパートの構造見学会に参加させて頂きました。

今回は都内人気エリアの4戸タイプ。
変形敷地、高低差、異なる用途地域にまたがる・・・等々、コンパクトながら難易度の高い敷地。
厳しい制限の中、いかにヴォリュームを確保しつつ魅力的な空間を造り上げるか？がテーマとなりました。
その結果、平面的にも断面的にも各住戸が複雑に絡み合う独特のプランになり、おのずと構造フレームも複雑を極めることに。
実は個人的にはこの構造フレームこそ見て頂きたかった・・・
念願叶い、嬉しい限りです。
雑談の中では、構造フレームからイメージされる空間の話だけでなく・・・

↑この金物は何か？
とか、
（答え：ホールダウン金物）
何故ベタ基礎を採用するのか？
土台に適した樹種は何か？
基礎立ち上がりに換気口が無いが大丈夫か？
何故これほど太く、数多くの柱が必要なのか？
といった鋭い質問が数多く寄せられ、時間をかけてじっくり解説させて頂きました。
構造見学会はタイミングが難しく、今回のように丸ごとフレームをご覧頂けるのは貴重な機会です。
他のアパートでもこのタイミングの見学会が出来れば、作り手側としては嬉しいですね。
オーナー様、関係者の皆様、ご協力有難うございました。