昨日は王道アパートの基礎見学会に参加させて頂きました。
10戸バージョンなので基礎も大がかりです。
堅牢なベタ基礎。
そして地中梁工法。
分かり難い写真で申し訳ありません。
中央のくぼんだ部分が地中梁となります。
この工法のお陰で、立上がり箇所を最小限に抑え、各階の天井高さ確保も可能となります。
さらに地中梁が大地震時の底盤のねじれに対して強度を発揮してくれます。
こちらは防護壁の立上がり。
防護壁は隣地擁壁の安全性を確認できない場合の対策です。
基礎と一体化しているので大地震の際でもビクともしません。
今回はいつもの構造に関する説明に加え、接道条件や立地条件が地盤改良工法や構造設計に及ぼす影響などについても説明させて頂きました。
かなり専門的な内容になりましたが、参加者の方々の表情は興味津々・・・。
私のつたない説明で申し訳なく思いましたが、構造に対するこだわりと熱意だけは伝わったでしょうか・・・?
建物は地上に見える部分だけでなく、基礎も周囲の立地条件と密接に関わっている。
このような知識も、土地探しに役立てて頂ければと思います。
オーナー様、工務店様、王道関係者の皆様ご協力有難うございました。
T.K
基礎見学会
投稿日: