先日、ちょっとした用事で丸の内に行ってきました。
せっかくなので少し散歩・・・色んな建築を見ながらブラブラしましたが、改めて建築をみて感動しました!
丸ビル?まさか・・・(旧丸ビルは良かったですが)。
まあ一般的には丸の内界隈といえば東京駅とか明治生命館、ちょっと外れて日本銀行といったところでしょうか?
しかし私個人的には東京駅の目の前に建つ「東京中央郵便局」がこの界隈では最もお気に入りです。
特にこの建築で最も魅かれるのは国際的にも通用するモダンデザインでありながら「日本らしさ」を巧みに表現していること。
一見単純なデザインですがディテールなどよーく観察してみると随所に日本の伝統を感じることができます。
そういえば宮大工で有名な故西岡常一氏の著書にも、中国から伝来した建築様式をそのまま真似するのではなく、日本流にアレンジした飛鳥時代の大工さんを高く評価されていましたね。よそから来たものをそのまま真似てもダメだよと。
確かにその通り!
このところコストダウン絡みで、ツーバイフォーなら安くできる!とか色んな意見が飛び交っていますが、やはり「日本らしさ」にはこだわりたいものですね。
そのヒントはレトロな建築に隠されているのかもしれません。
もうしばらく散歩を続けたいと思います・・・。
日本らしさ
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