久々の更新となってしまいました。
現場が重なるとついサボリがち・・・申し訳ありません。
先日のブログでも少し触れたと思いますが世田谷区内のRC3階建てマンションが進行中です。
根切りが完了し、地中梁、耐圧盤の配筋の真っ最中です。
今回はRC(鉄筋コンクリート造)ですから、木造とはちょっとスケールが違いますね。
地中梁の高さは1.3mあります。
それでも地盤が良かったため、杭なしのベタ基礎で設計できました。
RC3階建て程度なら地盤が良ければ杭なしでも問題ありません。
当然入念な地盤調査は必要ですが。
今回はオーナーの耐震性に対するご要望が特に強く、ボーリング、地耐力試験など完璧な調査を行ったので理想的な構造設計ができたと自負しています。
調査費用は大抵の方は経済的に済ませたいと考えておられると思いますが、ある程度の費用をかけて充分な調査を行ったおかげで、より経済的な構造設計が可能になり、結果としてはトータルでコストダウンが図れた、という事がよくあります。
地盤調査はとても重要なのです!
さらに写真でもお分かりのように、捨てコンクリートがカラカラに乾いている・・・。
そうです。地盤面下の施工で最も悩ましい湧水も全く出ていません。
山留めも簡易的なもので充分。
というわけで地盤に関しては今回はラッキー続きでした(地盤が悪いと木造2階建てでも杭や地盤改良が必要になりますからね)。
地上部分でもラッキー続きで工事が進んでくれることを祈っております。
また進捗状況をお知らせします。
RC造の基礎
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