台風の影響等で、東京地方はしばらく不安定な天気が続いていましたがここ1週間は安定しています。
しかし油断は禁物。
台風シーズンはまだ終わっていません。
それにしても先日の台風12号は凄まじかった…。
NYでも大変な事になっていたし。
今年は世界的に異常気象の年かも?
ということで、お世話になっているビルオーナーから「迷っていたけど今年はやるぞ!」と連絡が。
何をやるかというと、屋上の防水改修工事です。
昨年あたりから不具合があった箇所で、応急処置でしのいできましたがさすがに限界です。
やるからには、改修工事とはいえきちんと保証が得られる工法を選定し、確実な施工が求められます。
面積が小さくてもやる事はきちんとやらないと保証対象外になりますから当然手抜かり無し。
業者選定も重要です。
普段は新築のお仕事をメインにやらせて頂いていますが、一方で改修やリフォームも積極的に取り組んでいます。
特に改修工事は雨漏り等の不具合を直す地味な仕事ですが、いろいろな不具合を見ることは自分の設計に生かされますし、大変勉強になります。
こういう納まりは良くないな…
こういう材料はダメだな…
改修は建築設計の最高の教材です。
しかしオーナーはたまったものではありません。
テナントからはクレームが出るし、改修工事費もバカになりません。
これまで色々な現場を拝見してきましたが、懲りすぎて改修不可能な事例も多く見受けられます。
メンテナンスに配慮した素材選定、納まりの検討が重要だなと、再認識した次第です。
しばらく天気が安定しそうですから防水改修工事には最高です。
しかしビルの屋上の暑いこと!フラフラです。
そんな事言ってられませんね。
オーナーに満足して頂けるようしっかり監理したいと思います。
職人さんから声が。
「センセ、肩にトンボ止まっているよ…」
暑い暑いと言いながら確実に秋は近づいてきているようです。
ビルメンテ
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