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サスティナブル (和久利)

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サスティナブル
1992年の地球環境サミットで当時のゴア・アメリカ副大統領が提唱した
「サスティナブル・ディベロップメント(持続可能な発展)」が始まり。
「サスティナブル」とは「持続可能な」「使いつづけることのできる」
という意味。
日本の住宅においては国が2000年から2004年まで「資源循環型住宅技術開発プロジェクト」のもと3R(リデュ ース、リムーブ、リサイクル) 住宅の研究開発が行なわれ、近年は行政、大手ゼネコン、ハウスメーカーも「サスティナビリティ」に基づいた、条例制定、開発、イメージ戦略をさかんに行なっています。
身近なとろこでは家電リサイクル法が、建物の建設においては建設リサイクル法などが循環型社会に基づいた法律です。
そんなサスティナブルの面から建物の一生にかかる費用 (ライフサイクルコスト) を算出したデータがあります。
集合住宅、耐用年数50年、建設費用2400万円、の場合。
・ まず一生にかかる(50年)費用は約5700万円と試算されています
・ その内、建設費用(2400万円)にかかる割合は42.2%
・ 保守管理費には1500万円かかり、割合は26.5%
・ 光熱費には1200万円かかり、割合は21.5%
・ 解体処分費には450万円かかり、割合は8%
とおよそこうなります。
この時、年間コストは120万円となります。
ここで耐用年数を100年とし、それに伴う長寿命化技術や保守管理の技術向上も加味した場合の年間コストは70万円との試算がでています。
もちろん耐用年数の長い建物は建設費が高くなったり、そもそも100年間も維持管理できるか?
100年もつ建物が作れるか?などの疑問はありますが、少なくとも建物は「長く使いつづけること(サスティナブル)」が建主さんにも地球環境にも負担が少ないということです。

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