先日王道案件の打ち合わせで照明器具についての話がでました。
内容は白熱灯と蛍光灯の違いについてです。
温かみのある白熱色の蛍光灯(電球色といいます)は、一昔前は直管が主流でしたが、
ここ数年は電球型蛍光灯が進化し、ダウンライトやスポットライトにも標準で使用されるように
なりました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、蛍光灯は白熱灯に比べて値段は高いですが、
消費電力が低く寿命が長いことが利点です。
詳しくは環境省のホームページを参照下さい。
http://www.team-6.jp/try/uchieco/i_syoku_jyuu02.html
家計にも環境にも優しい蛍光灯の内容が詳しく書かれています。
但し、照明器具も適材適所です。
頻繁にスイッチを入切する洗面所や便所などでは、蛍光灯ではランプの寿命にも影響し、
瞬時の明るさに不安があるため白熱灯がおすすめです。
またインバーター内臓器具は色々と付加機能があり便利ですが、電磁波の影響も考慮すべきでしょう。
照明の明るさも大切な要素のひとつです。
夜、部屋の照明を過度に明るくするのは体内時計を狂わせ、睡眠障害を引き起こす原因にも
なります。
天井などに取り付ける固定照明は最低限度にし、スタンド照明などを補助照明とし手元周りを照らすのがよいでしょう。
その場合照明の色も重要で、太陽光に近い蛍光色よりも温かみのある白熱色(電球色)が
おすすめです。
照明器具はどの種類を選ぶかで建物も部屋も表情が驚くほど変化します。
夜の表情は照明で変えられるといってもいいかもしれません。
とても奥の深い面白い分野です。
照明器具について (和久利)
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