この冬は寒さがこたえますね。
確か長期予報では暖冬だったような・・・。
夏が暑いと冬は寒くなるとよく言いますがこの冬は本当にその通りになってしまいましたね。
この寒さは打ち合わせにも影響しています。
先週の凍えるような寒い日(しかも午前中)、アパートオーナー様と設計打ち合わせを行った時の話。
「やはり床暖房入れたほうが良いかしら?」
「いえ、この地域は強い地域と聞いてますからそこまでしなくても・・・」
「南の窓をもっと大きく!西側も!」
「そこまでやると夏は灼熱地獄ですよ・・・」
「この窓なんて開かくても良いんじゃない?」
「暑くなれば風通しも必要ですよ・・・」
こんなやりとりが頻繁に行なわれました。
面白いですね。
これが夏の暑い日の打ち合わせですと、床暖房なんて要らないよね?窓は必要最低限で開いた方が良いよね?というご意見が多いような気がします。
当然の事ですが、快適な住環境のためには年間を通した快適性を考えないといけません。
あとコストとのバランスですね。投資物件の場合何でもやれば良いというものではありません。
一方で、打ち合わせの日の気温や天候が気になってついつい過剰な事を考えてしまうというオーナー様の気持ちもよく分かります。
それだけ快適なアパートづくりに向けて真剣と言う事ですね。
プロジェクト全体をコントロールする設計士の役割は重大です。
季節や天候にによって設計がブレるような事の無いよう、常に冷静で的確な設計を心がけたいと思います。
寒い日の打ち合わせ
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