木造耐火建築物

最近は人気エリアの良い土地情報がない！と言われる中、広範囲にわたるエリアのご相談が増えています。
しかし探せばあるものですね。魅力的な土地が…
駅や商店街近くの利便性バツグン案件も結構あります。
そのような地域で気を付けたいのが防火地域指定。
特に駅や商店街から至近距離案件等は防火地域に指定されていることがよくあります。
最近のご相談でも防火地域の案件が結構ありました。
防火地域に建物を建てる場合、もっとも大きな問題は耐火建築物の問題。
床面積100㎡超え、又は階数３以上で耐火建築物にしなくてはなりません。
ちょっとした建物はほとんど全て該当しますね。
耐火建築物の代表的なものは、鉄筋コンクリート造や耐火被覆を施した鉄骨造です。
ところが現在は、木造でも耐火建築物が可能です。
以前は木造の場合1時間準耐火までだったのですが、現在は大臣認定により1時間耐火建築が可能となっています。
しかし木造耐火建築物は驚くほど重装備で、設計も施工も容易ではありません。
コストもヘタすると鉄骨と変わらないんじゃない？とさえ思います。
きちんとシュミレーションして見ないと何ともいえませんが。
それでも立地条件や地盤を考えると木造でも耐火建築物が出来るというのは魅力的で、凄く可能性を感じるのも事実。
これまであきらめていた場所でも上手くいけば実現できるようになるかもしれません。
本気で木造耐火アパートの開発に取り組んでいこうと思っています。